山城翠香――短命のジャーナリスト
思想史・言論史によみがえる、近代沖縄の言論人
【2024年3月新刊!】
明治末期という近代沖縄の黎明期において、「沖縄」のアイデンティティを論じた山城翠香。
これまで入手が困難だったその執筆文章を、収集・整理し、多数収録。
哲学、文学、政治、文明批評など、多分野にわたる翠香の思想の全貌を明らかにする、初の評伝集。
定価 3,080円(本体2,800円+税10%)
写真記録 戦争孤児 その後――愛児の家史料
【2024年1月新刊!】
飢えと寒さ、孤独に陥った彼らに手を差しのべ、温かい「家庭」を与えた東京都中野区の児童保護施設『愛児の家』。その知られざる姿を記録した220点もの貴重な写真を、新聞記事(125点)・雑誌記事(17点)、DVD資料(『ここに母さんがいる』)とともにヴィジュアルに伝える決定版!
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定価33,000円(本体価格30,000円+税10%)
2024年1月
留守名簿 関東軍防疫給水部復七名簿 全2冊 十五年戦争陸軍留守名簿資料集②
中国において細菌戦、人体実験を試み、七三一部隊と通称された関東軍防疫給水部満洲第六五九部隊。各部隊、隊員の戦後の復員までの実態を伝える貴重資料を「十五年戦争陸軍留守名簿資料集」として順次復刻する。
「留守名簿」による、全隊員の実名公表と解明は、日本軍細菌戦部隊の存在を証しする確実な証拠であるにとどまらず、かつての戦争と戦後の史実の新たな発掘という喫緊の課題を進展させることとなるであろう。
②では関東軍防疫給水部の復員に際して用いられた「復七名簿」を復刻。
◎編・解説――西山勝夫(滋賀医科大学名誉教授)
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2023年12月 2冊同時刊行!
報徳思想とその展開――近世から近現代へ――
【10月新刊!】
尊徳以降の人びとは、
「報徳思想」として彼の精神をどのように伝え、みずから実践してきたのか?
報徳思想がめざした「経済と道徳の調和」とは何か。
12名の意欲的な研究者が共同でつくり上げた報徳思想研究の「現在」を問い直す本書は、政治・経営・教育・宗教・文学・社会思想とさまざまな領域を横断し、幕末から戦後、そして現在に至るまでの報徳思想の歴史を、包括的に捉える意欲作!
「金次郎像のいま・むかし」など6つのコラムは、報徳運動に関する基本的な疑問に答え、多角的な視点から報徳を捉えます。また「報徳社系統図」「関連施設・史蹟一覧」「索引」は報徳の現在を知る基礎情報を掲載。今日の報徳研究の最前線を知り、今日の経営思想、倫理観に大きな影響を与えた二宮尊徳と報徳思想を概観する必読書、ついに登場です。
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沖縄ともろさわようこ―女性解放の原点を求めて―
女性史研究家もろさわようこが沖縄で見つけた女性解放像。
地域女性史の先駆者と沖縄の50年の歩みを振り返る84編。
【8月15日刊行!】
『信濃のおんな』『おんなの戦後史』(未來社)などの著作で知られる女性史研究家もろさわようこの50年にわたる沖縄との関わりの集成。
「沖縄から見た〝新型コロナ〟」「『復帰』半世紀インタビュー」といったごく最近の文章も含む計84編を収録。
定価 4,950円(本体4,500円+税10%)
編集復刻版『「秋丸機関」関係資料集成』全20巻・別冊1
★日本はなぜ無謀な戦争に踏み切ったのか――。
【2023年5月刊行!】
経済国力の格差から対米開戦の困難さを説き、国策に反するとして解散に追いやられ、報告書は全て焼かれた――と語られてきた「秋丸機関」。
散逸し全貌を把握することが困難となっている秋丸機関による作成資料のうち、現在所在が確認できているものを編集復刻!
全8回配本・全20巻・別冊1 揃定価616,000円(揃本体560,000円+税10%)
- 2024/02/26
- 『植民地文化研究』第22号、発売いたしました!
- 2024/01/31
- 『復刻版 華文大阪毎日』第6回配本刊行、シリーズついに完結!
- 2023/12/11
- 『戦争孤児関係資料集成第Ⅱ期 関西編 東光学園史料ほか』第3回配本、刊行しました!
- 2023/10/25
- 『華文大阪毎日』第5回配本のお知らせ
- 2023/08/18
- 「社会文学」新刊・第58号、発売いたしました!
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